協力企業と連携した総合的な学習の時間

みらプロ

文部科学省、総務省及び経済産業省では、小学校プログラミング教育の実施に向けた準備を推進するため、2019年9月を「未来の学び プログラミング教育推進月間(通称:みらプロ)」と設定しました。 令和2年度においては、新学習指導要領が全面実施されることに伴い、小学校プログラミング教育の充実を図るため、「みらプロ」として、実施月を特定せず通年で、「企業と連携し、「プログラミングが社会でどう活用されているか」に焦点を当てた総合的な学習の時間における指導案等の提供を行う取組」を実施します。

みらプロ2019年度の実践報告はこちら
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About

みらプロとは?

企業と連携し、「プログラミングが社会でどう活用されているか」に焦点を当てた総合的な学習の時間における指導案等の提供を行う取組

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企業と連携した総合的な学習の時間(プログラミング体験含む)をやってみる

総合的な学習の時間において、企業の最先端の取り組みを知り、プログラミング体験で理解を深め、児童が各自の課題に探究的に取り組める活動を支援するため、多くの企業の協力による、プログラミング体験を含めた総合的な学習の時間の指導案(約35時間分)を用意しました。 企業毎に企業訪問、講師派遣、教材提供の3パターンにより、協力企業が総合的な学習の時間の一部をサポートします。


企業訪問

自動車工場や研究所、郵便局や物流センター、住宅展示場など様々な場所を訪問する事で、企業の最先端の取組を聞いたり、現場で働く人々に直接質問したりすることで、総合的な学習の時間における課題設定や情報収集をサポートします。

*受け入れ可能な学校数には上限があります。


講師派遣

全国の学校に派遣される講師が、総合的な学習の時間における課題設定や情報収集をサポートします。

*派遣可能な学校数には上限があります。


教材提供

総合的な学習の時間における課題設定や情報収集の一部として、各企業が制作した教材(動画、スライド等)を活用することで、最先端の取組を深く理解したり、最先端のものづくりに携わる人々の思いに触れることができます。

*一部、企業から物品の無償貸与を受けるものに関しては、貸し出し可能な学校数には上限があります。


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事例を参考にしてプログラミング体験に取り組んでみる

みらプロでプログラミング体験を実施してみませんか?未来の学びコンソーシアムでは学校でご活用いただける実践事例を公開するなど、学校での取り組みを支援しています。

Message

教育・企業関係者からの応援メッセージ

Lesson Plans

みらプロの授業を始める前の共通指導案

Society5.0

私たちの日常生活や社会において「技術」が活用されていることを理解するとともに、 これからの未来について考えることで、この後に行われる企業と連携した総合的な学習の時間の授業に関心をもって取り組めるようにする学習指導案の例を用意しました。

学習指導案例のダウンロード
Word版はこちら
授業資料のダウンロード

総合的な学習の時間の指導案(みらプロ2020)

それぞれの指導案は例として記載しており、学校や地域の事情に合わせて変更いただいても構いません。 ただし、企業が提供する内容はこの指導案の流れを踏まえて準備されていますのでご注意ください (特に、講師派遣や企業訪問では事前に課題を進めていることが前提となっている場合が多いのでご確認下さい)

企業訪問、講師派遣、教材提供、それぞれの違いについてはよくある質問をご覧ください。

Apply

お申し込みについて

みらプロ2020参加校の応募は、2020年5月15日をもって、締め切らせていただきました。

みらプロ2020参加校(公開承諾された学校)&企業訪問場所マップ

※複数の指導案に申込みいただいた学校は【複数企業】として表示しています。

みらプロ全体へのアドバイス

こちらの学習について「修正意見」を頂きました。学校での指導計画作成にご利用ください。 (修正意見にご協力頂いた先生方はこちらに記載しています)

  • 自分ごとの課題にできるかがポイントなので、体験や話し合いの時間を持つことが必要
  • プログラミング体験で気づいたことを課題解決学習にいかす、もしくは課題解決学習の成果をプログラミング体験によって報告するという位置づけにする
  • 「情報社会と私たち」という探究課題を設定し、企業の工夫によって問題解決を行っている内容を学習する。そして企業の活動をプログラミング体験で実感する様な流れに落とし込む。
  • 「課題設定→情報収集→整理・分析→まとめ・表現」の固定された流れになっているが,指導要領解説にあるように,この流れは柔軟に捉えてもかまわない
  • 教師は企業の資料やサポートをいかしながら、臨機応変にさまざまな手段を駆使して(予定されていた時数を調整しても),子どもたち自身でたどりつけるように工夫する。
各学習指導計画例には「修正意見」も追記しています。より探究的な学習になるように参考ください。また、以下の3学習指導計画例については、「修正意見」を生かした指導別案も添付していますのでご確認ください
みらプロ2019年度までの指導案(2020年度は募集をしていません)